評定平均と学習成績概評の決まり——調査書記入上の注意事項で読む計算方法とA〜E段階
「評定平均」は、文部科学省の様式では「全体の学習成績の状況」と呼ばれます。教科ごとの平均を平均したものではなく、すべての科目の評定を合計して、評定の数で割った値です。計算の決まりと、A〜Eの学習成績概評への区分を、要項の注意事項のとおりに読みます。
- 「全体の学習成績の状況」(いわゆる評定平均)は、指導要録にもとづき、すべての教科・科目の評定の合計数をすべての評定数で割り、小数点以下第2位を四捨五入した数値です(文部科学省, 2026a, 注意事項8(4)、20頁)。
- 「各教科の学習成績の状況」は、教科ごとに各科目の評定の合計数をその教科の評定数で割り、同じく小数点以下第2位を四捨五入します。要項の例では評定3・3・5の理科は11÷3で「3.7」です(文部科学省, 2026a, 注意事項8(2)、19頁)。
- 学習成績概評は、全体の学習成績の状況を5.0〜4.3がA、4.2〜3.5がB、3.4〜2.7がC、2.6〜1.9がD、1.8以下がEの5段階に分けたものです。調査書には、同じ学年の生徒の段階別の人数も書きます(文部科学省, 2026a, 注意事項9、21頁)。
- 1つ1つの評定は、学校が定めた目標に照らした実現状況を5段階で総括的に評価したもので、集団の中の順位による相対評価ではありません。評定の決め方は各学校が定めます(文部科学省, 2019b)(文部科学省, 2026f, 12頁)。
- 大学は、重要と判断する教科・科目を指定し、一定水準以上の評定を出願要件にできます。何点以上か、いつまでの成績かは、大学の募集要項で決まります(文部科学省, 2026a, 第5の2(2)、4頁)。
「評定平均」は調査書の「全体の学習成績の状況」のこと
高校生や保護者が「評定平均」と呼ぶ数値は、大学入試の調査書では「全体の学習成績の状況」という欄の値です。調査書の様式(文部科学省の実施要項の「別紙様式1」)の表の面には、「3.各教科の学習成績の状況」の欄の右に「全体の学習成績の状況」の枠があり、その下に「4.学習成績概評」と「成績段階別人数」の欄が続きます(文部科学省, 2026a, 16頁)。様式全体の欄の読み方は調査書の様式を欄ごとに読むにまとめました。
この3つの数値の作り方は、実施要項の末尾にある「調査書記入上の注意事項等について」(以下、注意事項)の8と9に書かれています(文部科学省, 2026a, 19〜21頁)。このページはその2項目を、計算例と例外まで含めて読みます。対象は2027年度入試(令和9年度)の要項です。
先に関係を整理しておきます。
| 数値 | 調査書の欄 | 何から作るか | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 評定 | 2.各教科・科目等の学習の記録 | 科目ごと・学年ごとに5段階で記入 | 注意事項7(3)、19頁 |
| 各教科の学習成績の状況 | 3.各教科の学習成績の状況 | その教科の評定の合計÷その教科の評定数 | 注意事項8(2)、19頁 |
| 全体の学習成績の状況 | 3.の右の「全体の学習成績の状況」 | すべての評定の合計÷すべての評定数 | 注意事項8(4)、20頁 |
| 学習成績概評 | 4.学習成績概評 | 全体の学習成績の状況をA〜Eに区分 | 注意事項9(1)、21頁 |
| 成績段階別人数 | 4.の右の「成績段階別人数」 | 同じ学年の生徒が各段階に何人いるか | 注意事項9(2)、21頁 |
出発点は、科目ごとの評定(5段階)
計算のもとになる評定は、調査書の「2.各教科・科目等の学習の記録」の欄に、5・4・3・2・1の5段階で書かれます(文部科学省, 2026a, 注意事項7(3)、19頁)。調査書は指導要録にもとづいて作るので、評定の中身は指導要録の決まりで決まります。
高等学校の指導要録に記載する事項を定めた文部科学省の通知の別紙3は、各教科・科目の評定を次のように区別すると定めています(文部科学省, 2019b, 〔2〕1(2))。
| 評定 | 判断される状況(別紙3の文言) |
|---|---|
| 5 | 「十分満足できるもののうち,特に程度が高い」状況 |
| 4 | 「十分満足できる」状況 |
| 3 | 「おおむね満足できる」状況 |
| 2 | 「努力を要する」状況 |
| 1 | 「努力を要すると判断されるもののうち,特に程度が低い」状況 |
基準になるのは、高等学校学習指導要領等に示す各教科・科目の目標にもとづいて「学校が生徒や地域の実態に即して定めた当該教科・科目の目標や内容」で、その実現状況を総括的に評価します。評定の適切な決定方法等は「各学校において定める」とされています(文部科学省, 2019b, 〔2〕1(2))。単位の修得を認めない場合は、1にあたる「努力を要すると判断されるもののうち,特に程度が低い」のように評定を行います(同, 〔2〕1(4))。
ここから分かるのは、同じ「4」でも、学校が定めた目標に照らした判断であって、全国共通の試験の点数ではないということです。文部科学省の協議会資料は、各教科の評価は学習指導要領に示す目標や内容に照らして学習状況を評価する「目標準拠評価」であり、集団内での相対的な位置付けを評価する「いわゆる相対評価とは異なる」と説明しています(文部科学省, 2026f, 12頁)。
観点別学習状況の評価と評定の関係
高校の評定には、もう1つの評価が重なっています。観点別学習状況の評価です。平成31年3月29日の文部科学省の通知は、評価の観点を「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点に整理し、高等学校の各教科・科目について、観点別学習状況の評価と、それらを総括的に捉える評定の両方を、目標に準拠した評価として行うことを明確にしました(文部科学省, 2019a, 記2(1)・(4))。指導要録の「各教科・科目等の学習の記録」には、各教科・科目の観点別学習状況も書くことになりました(同, 記3(2))。
観点別学習状況は、観点ごとに「十分満足できる」をA、「おおむね満足できる」をB、「努力を要する」をCとして記入します(文部科学省, 2019b, 〔2〕1(1))。協議会資料は、観点別学習状況の評価を「観点ごとに評価し、生徒の学習状況を分析的に捉えるもの」、評定を「観点別学習状況の評価の結果を総括するもの」と位置づけ、指導要録の参考様式に「観点別学習状況」の欄を新設した例(第1学年の欄に「AAA」「5」「2」と書く図)を示しています(文部科学省, 2026f, 10頁・12頁)。
一方、大学入試の調査書の「2.各教科・科目等の学習の記録」の欄には、評定と修得単位数の計の枠はありますが、観点別学習状況の枠はありません(文部科学省, 2026a, 16頁)。調査書に載るのは、観点別の評価を総括した後の評定だけです。平成31年の通知は、学習評価は学習や指導の改善を目的とするもので、入学者選抜に用いることを一義的な目的として行われるものではないとしたうえで、大学入学者選抜について、調査書での観点別学習状況の評価の活用を含めて必要な情報を整理して検討するとしていました(文部科学省, 2019a, 記5・5(2))。文部科学省は「大学入学者選抜改革推進委託事業(観点別学習状況の評価の活用)」を令和4年度から令和6年度に行っています(文部科学省, 2026g)。2027年度入試の様式の時点では、観点別の欄は調査書に入っていません。
各教科の学習成績の状況の計算
注意事項8(2)は、各教科の学習成績の状況を「各教科ごとに各科目の評定の合計数を各教科の評定数で除した数値(小数点以下第2位を四捨五入)」と定めています(文部科学省, 2026a, 19頁)。要項の計算例は理科です。
| 科目 | 評定(学年) | 修得単位数の計 |
|---|---|---|
| 物理基礎 | 3(第1学年) | 2 |
| 化学基礎 | 3(第2学年) | 2 |
| 生物基礎 | 5(第3学年) | 2 |
評定の合計数は3+3+5=11、評定数は3なので、11÷3=3.66…。小数点以下第2位を四捨五入して、この人の理科の学習成績の状況は「3.7」になります(文部科学省, 2026a, 注意事項8(2)、19〜20頁)。ここで割る数は「評定数」で、修得単位数ではありません。2単位の科目も4単位の科目も、評定1つとして数えます。
教科の書き方にも決まりがあります。各学科に共通する教科と、主として専門学科で開設される教科に同じ名前がある場合は、教科名に「共」「専」を併記します(同, 注意事項8(1)、19頁)。様式の「3.」の欄に「共・家庭」「共・情報」とあるのはこのためです(同, 16頁)。様式に例示されていない教科を履修したときは、空欄を使って書き、足りなければ紙を貼り足します(同, 注意事項8(2)、19頁)。
全体の学習成績の状況(いわゆる評定平均)の計算
注意事項8(4)は、全体の学習成績の状況を「すべての教科・科目の評定の合計数をすべての評定数で除した数値(小数点以下第2位を四捨五入)」と定めています(文部科学省, 2026a, 20頁)。要項の計算例は、国語6つ、地理歴史4つ、保健体育5つ、家庭2つなど、評定数は全部で31、評定の合計数は120です。120÷31=3.87…を四捨五入して、全体の学習成績の状況は「3.9」になります(同, 20頁)。
この計算例には注が付いています。「保健体育のように、複数学年にわたって履修する科目については、各学年ごとの評定数をそれぞれ1科目分として取り扱い計算すること」(同, 20頁)。例では体育が第1〜第3学年に4・3・4、保健が第1・第2学年に4・5と書かれ、保健体育の評定数は5と数えられています。何年も続けて履修する科目は、学年の数だけ評定があるということです。同じ表では、国語は「現代の国語」「言語文化」「論理国語」「古典探究」の4科目ですが、論理国語(第2学年3・第3学年4)と古典探究(第2学年4・第3学年5)が2学年にわたるので、国語の評定数は6と数えられています。家庭総合も第1・第2学年の5・5で評定数2です(同, 20頁)。
大事なのは、全体の学習成績の状況が「教科ごとの値の平均」ではないことです。仮の数字で比べます(要項の例ではなく、計算の決まりを示すための例です)。
| 教科A | 教科B | 全体の学習成績の状況(決まりどおり) | 教科の値の平均(誤り) | |
|---|---|---|---|---|
| 評定 | 5(1科目) | 3・3・3(3科目) | (5+3+3+3)÷4=3.5 | (5.0+3.0)÷2=4.0 |
決まりどおりに計算すると、評定の数が多い教科ほど全体の値への影響が大きくなります。教科ごとの平均をさらに平均すると、評定が1つしかない教科の重みが大きくなりすぎます。
小数点以下の扱い
各教科・全体のどちらも「小数点以下第2位を四捨五入」です(文部科学省, 2026a, 注意事項8(2)・(4)、19〜20頁)。調査書に書かれる値は小数点以下第1位までになります。切り捨てではないので、たとえば評定の合計を評定数で割った値が3.45以上3.55未満なら「3.5」と書かれます(計算の決まりからの例)。
この扱いは、出願資格の読み方に関わります。調査書に書かれるのは小数点以下第1位までの値です。募集要項に「全体の学習成績の状況が3.5以上」とある場合に、その値で判定するのかどうかは、各大学の募集要項の文言で確かめます。12大学の要項での書き方は評定平均の出願要件に一覧にしています。
計算に入れないもの・別に扱うもの
注意事項は、いくつかの場合の扱いを定めています(文部科学省, 2026a, 注意事項7・8・16、18〜22頁)。
- 留学: 留学に係る修得単位は、学習成績の状況に算入する必要がありません(注意事項8、19頁)。留学に係る評定は記入を要せず、外国の高校の成績証明書等を添付します(注意事項7(3)、19頁)。
- 国際バカロレア・ディプロマ・プログラム: その科目の履修・単位修得をもって学習指導要領の科目の履修・修得とみなしたり代替したりしている場合も、それに係る学校設定科目等の評定を含めて学習成績の状況を算出します(注意事項8(3)、20頁)。
- 必履修教科・科目の未履修: 未履修の科目の評定欄は空白にし(修得単位数の計は書く)、各教科・全体の学習成績の状況は未履修の科目を除いて算定します。備考欄には、未履修の科目名、未履修が本人の責によらないこと、学習成績の状況は未履修科目を除いて算定していることを書きます。対象は、平成18年11月2日と平成19年12月21日の通知に該当する人です(注意事項16、22頁)。
- 最終学年の成績が決まっていない卒業見込みの人: その学年の直近の成績を総合し、高校として判定した成績を最終学年の成績として書きます(注意事項7(4)、19頁)。その成績も評定として計算に入ります。
- 海外の高校や高等専門学校から編入した生徒: 海外の高校や高専での在籍期間に係る修得単位数と評定は空欄にし、修得したものとみなした旨を備考欄に書きます(文部科学省, 2026c, Q調-11・Q調-12)。
- 数値的な評価になじまない学校設定科目: 学校設定教科に関する科目のうち、数値的な評価になじまないものは、観点別学習状況の評価や評定を行わず、所見を文章で書くなど工夫するとされています(文部科学省, 2019b, 〔2〕1(3))。
学習成績概評——A〜Eの5段階
注意事項9(1)は、学習成績概評を次のように定めています。高校の同一学年の生徒全員(教育課程の異なる類型がある場合は類型別、専門学科の場合は科別)の3か年間(定時制・通信制で修業年限が3年を超える場合はその期間)の全体の学習成績の状況を、次の区分でA〜Eの5段階に分け、その生徒の属する段階を書く(文部科学省, 2026a, 21頁)。
| 全体の学習成績の状況 | 学習成績概評 |
|---|---|
| 5.0〜4.3 | A |
| 4.2〜3.5 | B |
| 3.4〜2.7 | C |
| 2.6〜1.9 | D |
| 1.8以下 | E |
全体の学習成績の状況は小数点以下第1位までの値なので、区分の境目に隙間はありません。4.3ならA、4.2ならBです。区分は数値で決まるので、学年の中で上から何割という相対的な決め方ではありません。
注意事項9(2)は、「成績段階別人数」の欄に、各段階に属する人数とその合計を「A○○人、B○○人、C○○人、D○○人、E○○人、合計○○人」のように書くと定めています。類型別や科別に分けて書いた場合は、「合計」の欄の( )内に同一学年の生徒の合計数を書きます(文部科学省, 2026a, 21頁)。様式でも、合計の欄は「( 人)」と「人」の2段になっています(同, 16頁)。この欄から、大学は、その生徒の段階が同じ学年(または類型・科)の分布の中でどこにあるかを読み取れます。
学習成績概評の「Ⓐ」は、令和7年度の実施要項から廃止されました。Q&Aは、卒業見込みの人の調査書にⒶが付いていた場合はAとして扱うこと、過年度卒業生のⒶ付きの調査書は卒業見込みの人との間で公平な判定となるよう留意することを求めています(文部科学省, 2026c, Q調-4)。
大学の出願要件での使われ方
実施要項は、大学が「重要と判断する教科・科目を指定し、単位修得や一定水準以上の具体的な評定の獲得を出願要件等として求めることができる」と定めています(文部科学省, 2026a, 第5の2(2)、4頁)。同時に、調査書の「3.各教科の学習成績の状況」だけでなく、他の記載事項も有効に活用するよう求めています(同, 第5の2(1)、4頁)。
募集要項の条件は、次のような形で現れます。
- 全体の学習成績の状況(評定平均)の下限
- 特定の教科の学習成績の状況の下限
- 学習成績概評の段階(例: A段階)
- 特定の科目の履修・修得
どの形をとるか、いつの時点の成績で判定するかは、大学・学部・方式ごとに違います。要項が定めているのは、卒業見込みの人の最終学年について「直近の成績を総合し、高等学校として判定した成績」を書くことまでです(文部科学省, 2026a, 注意事項7(4)、19頁)。「3年1学期まで」といった時点は、大学の募集要項の側に書かれます。12大学の例は評定平均の出願要件の「いつまでの成績か」にあります。
よくある取り違え
- 「評定平均は教科ごとの平均の平均」: すべての評定の合計を評定の数で割ります(文部科学省, 2026a, 注意事項8(4)、20頁)。
- 「単位数で重み付けする」: 割るのは評定数です。単位数の多い科目も評定1つとして数えます(同, 注意事項8(2)・(4)、19〜20頁)。
- 「小数点以下は切り捨て」: 小数点以下第2位を四捨五入します(同)。
- 「学習成績概評は学年内の順位で決まる」: 全体の学習成績の状況の数値で決まります。学年内の分布は「成績段階別人数」に別に書かれます(同, 注意事項9、21頁)。
- 「評定5は上位何%」: 高校の評定は学校が定めた目標に照らす目標準拠評価で、相対評価とは異なると説明されています(文部科学省, 2026f, 12頁)。
- 「Ⓐは最上位の段階」: 令和7年度の要項から廃止されています(文部科学省, 2026c, Q調-4)。
このページで扱わないこと
- 評定の上げ方: このページは算出の規則だけを書いています。評定がどこで動くか、どう手を入れるかは、運営者の公式サイトの評定平均の仕組みと上げ方——どこに手を入れると動くかで扱っています。
- 各高校の評定の決め方: 評定の適切な決定方法等は各学校が定めます(文部科学省, 2019b, 〔2〕1(2))。定期考査や提出物をどう組み合わせるかは、在籍する高校の決まりで確かめてください。
- 中学校の内申点: 高校入試の調査書は都道府県ごとに決まりが違い、このページの対象外です。
- 2027年度入試(令和9年度)の要項です。注意事項は毎年の要項に付きます。2026年10月9日に確かめました。
- 調査書の他の欄は調査書の様式を欄ごとに読む、制度全体は総合型選抜とはにまとめています。
出典
- 文部科学省 (2026a). 令和9年度大学入学者選抜実施要項(令和8年5月27日付け 8文科高第318号 文部科学省高等教育局長通知 別紙1). https://www.mext.go.jp/content/20260529-mxt_daigakuc02--000010813_1.pdf (掲載ページ https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senbatsu/1346785.htm ・2026年10月9日確認。頁は紙面の番号でPDFの頁と同じ。「調査書記入上の注意事項等について」は18〜22頁)
- 文部科学省 (2026c). 令和9年度大学入学者選抜実施要項等に関するQ&A(令和8年9月2日更新). https://www.mext.go.jp/content/20260902-mxt_daigakuc02-000010813.pdf (Q番号で引用)
- 文部科学省 (2026f). 学習指導要領下における学習評価及び指導要録の改善について(令和8年度 大学入学者選抜・教務関係事項連絡協議会 資料). https://www.mext.go.jp/content/20260928-mxt_daigakuc02-000052178_5-27.pdf (頁はPDFの頁。スライドに印刷された番号は1つ小さい。2026年10月9日確認)
- 文部科学省 (2026g). 大学入学者選抜について(掲載ページ). https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senbatsu/index.htm (委託事業の一覧。2026年10月9日確認)
- 文部科学省 (2019a). 小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について(通知). 平成31年3月29日. https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1415169.htm (2026年10月9日確認)
- 文部科学省 (2019b). 〔別紙3〕高等学校及び特別支援学校高等部の指導要録に記載する事項等(上記通知の別紙). https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/attach/1415199.htm (2026年10月9日確認)
よくある質問
評定平均はどうやって計算しますか。
調査書の「全体の学習成績の状況」は、すべての教科・科目の評定の合計数を、すべての評定数で割って出します。小数点以下第2位を四捨五入し、小数点以下第1位までの数値で書きます。要項の計算例では、評定の合計120を評定数31で割った3.87…が「3.9」になります(文部科学省, 2026a, 注意事項8(4)、20頁)。
学習成績概評のA段階は何点からですか。
全体の学習成績の状況が5.0〜4.3ならA段階です。4.2〜3.5がB、3.4〜2.7がC、2.6〜1.9がD、1.8以下がEです(文部科学省, 2026a, 注意事項9(1)、21頁)。
評定平均は、教科ごとの平均をさらに平均したものですか。
違います。全体の学習成績の状況は、教科を区別せず、すべての科目の評定の合計を評定の数で割ります。評定の数が多い教科ほど、全体の値に与える影響が大きくなります(文部科学省, 2026a, 注意事項8(4)、20頁)。
保健体育のように何年も続けて履修した科目は、1つと数えますか。
学年ごとの評定をそれぞれ1科目分として数えます。要項の計算例の注に「各学年ごとの評定数をそれぞれ1科目分として取り扱い計算すること」とあります(文部科学省, 2026a, 注意事項8(4)の注、20頁)。
学習成績概評のⒶはまだありますか。
令和7年度の実施要項で廃止されました。卒業見込みの人の調査書にⒶが付いていた場合、大学はAとして扱うようQ&Aが求めています(文部科学省, 2026c, Q調-4)。
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