総合型選抜の資料室運営: 武蔵野個別指導塾 武蔵境本校

杏林大学の総合型選抜・学校推薦型選抜(2027年度入試)

最終更新:2026-10-09

武蔵境の隣の三鷹駅、2つ先の吉祥寺駅から、南口のバスで向かうのが杏林大学の井の頭キャンパスと三鷹キャンパスです。外国語学部と総合政策学部の総合型選抜は10月・11月・12月の3回あり、多くの受験型は評定の基準がなく、他大学との併願もできます。学校推薦型選抜(公募制)は3学部とも現役と卒業後1年まで・専願です。2027年度の学生募集要項の募集人員表では、医学部に総合型選抜・学校推薦型選抜の区分はありません。

資料の年度:2027年度(令和9年度)入試/確認日:2026-10-09

井の頭キャンパスと三鷹キャンパス——このページの対象

杏林大学には3つのキャンパスがあります。大学のアクセスページの「設置学部」の欄は次のとおりです(杏林大学, 2026b)。

井の頭キャンパスと三鷹キャンパス——このページの対象
キャンパス所在地設置学部(アクセスページの記載)
井の頭キャンパス東京都三鷹市下連雀5-4-1保健学部、総合政策学部、外国語学部、大学院保健学研究科、大学院国際協力研究科
三鷹キャンパス東京都三鷹市新川6-20-2医学部、保健学部 看護学科 看護学専攻、保健学部 臨床心理学科(井の頭キャンパスも利用)、大学院医学研究科
八王子キャンパス東京都八王子市宮下町476記載なし。「2016年4月1日、保健学部、総合政策学部、外国語学部、大学院および事務部門は井の頭キャンパスへ移転しました。」

学生募集要項は、保健学部健康福祉学科を「健康福祉コース(井の頭キャンパス)」と「健康スポーツコース(八王子キャンパス)」の2コース制とし、選ぶコースで通学キャンパスと取れる資格が変わると書いています。コースは出願時に選びます(杏林大学, 2026a, Ⅰ-36頁)。

このページは、井の頭・三鷹キャンパスで学ぶ学部・学科を対象に、大学が公表した「2027年度 学生募集要項」(以下「要項」)から総合型選抜と学校推薦型選抜(公募制)を整理したものです。八王子キャンパスで学ぶ健康福祉学科の健康スポーツコースは対象外とし、その専用の入試である保健学部の総合型選抜スポーツ型(65人)は扱いません。頁は紙面に印刷された番号(「Ⅰ-4」など)で書きます。

医学部には、この2つの入試の区分がありません。要項の募集人員表で、医学部医学科の区分は一般選抜(地域枠選抜を含む)79人、大学入学共通テスト利用選抜25人、外国人留学生選抜1人の計105人です(杏林大学, 2026a, Ⅰ-5頁)。要項の本文に「指定校」の語は出てこず、どの学部についても指定校推薦の有無はこの要項では分かりません(このページは指定校推薦を扱いません)。

武蔵境からの通い方——要項の試験会場案内の文言

大学のアクセスページは所在地と設置学部を載せていますが、駅からの経路は文字では書かれていません(杏林大学, 2026b)。経路の文言は、要項の「試験会場」の頁にあります(杏林大学, 2026a, Ⅱ-25頁)。

井の頭キャンパス(〒181-8612 東京都三鷹市下連雀5-4-1)

三鷹キャンパス(〒181-8611 東京都三鷹市新川6-20-2)

分数は要項に書かれた大学の目安で、武蔵境駅からの所要時間はこのページでは書きません。要項の地図には、JR中央・総武線の武蔵境駅、三鷹駅、吉祥寺駅が順に描かれています(同, Ⅱ-25頁)。要項は、2つのキャンパスは別の敷地で最寄りのバス停も違い、試験会場に設定されていないキャンパスでは受験できないので、降りるバス停を必ず確かめるよう注意しています。両キャンパスの間は約1km・徒歩約15分です(同, Ⅱ-25頁)。三鷹・井の頭キャンパスには駐車場・駐輪場がありません(杏林大学, 2026b)。

このページで扱う総合型選抜と学校推薦型選抜の試験会場は、すべて井の頭キャンパスです(杏林大学, 2026a, Ⅰ-17〜24頁・Ⅰ-27〜30頁・Ⅰ-37〜38頁)。

方式と日程を一覧にする

日程は要項の各学部の「入学試験日程・選考方法等」から写しました(杏林大学, 2026a, Ⅰ-17〜38頁)。出願期間の初日は9時から、最終日は17時までで、出願登録・検定料の振込・出願書類の到着(締切日必着)をすべて済ませます。

方式と日程を一覧にする
方式出願期間試験日合格発表入学手続締切
外国語・総合政策 総合型 10月試験2026年9月24日(木)〜10月2日(金)10月17日(土)11月2日(月)15時〜11月13日(金)
保健 総合型 適性検査型9月24日(木)〜10月2日(金)10月18日(日)11月2日(月)15時〜11月13日(金)
外国語・総合政策 総合型 11月試験11月2日(月)〜11月12日(木)11月21日(土)12月1日(火)15時〜12月15日(火)
外国語・総合政策 学校推薦型(公募制)11月2日(月)〜11月12日(木)11月21日(土)12月1日(火)15時〜12月15日(火)
保健 学校推薦型(公募制)11月2日(月)〜11月10日(火)11月22日(日)12月1日(火)15時〜12月15日(火)
外国語・総合政策 総合型 12月試験11月20日(金)〜12月4日(金)12月12日(土)12月17日(木)15時〜12月24日(木)

2026年10月9日の時点で、10月試験と保健学部の適性検査型は出願が終わり、試験(10月17日・18日)を待つ段階です。11月試験・学校推薦型選抜・12月試験の出願はまだ始まっていません。

学科ごとの募集人員

外国語学部(杏林大学, 2026a, Ⅰ-4頁)

学科ごとの募集人員
学科総合型 10月総合型 11月総合型 12月学校推薦型学科の計(全選抜)
英語学科28人10人6人40人110人
日中韓言語文化学科12人2人2人16人45人
観光交流文化学科22人8人4人38人95人

日中韓言語文化学科は、入学手続のときにコースを選びます(同, Ⅰ-4頁)。

総合政策学部(杏林大学, 2026a, Ⅰ-4頁)

学科ごとの募集人員
学科総合型 10月総合型 11月総合型 12月学校推薦型学科の計(全選抜)
法律政治学科29人13人4人27人100人
経済経営学科35人18人5人40人130人

保健学部(杏林大学, 2026a, Ⅰ-5頁)。健康福祉学科の総合型(適性検査型)と学校推薦型の人数は、2つのコースを合わせた学科の数です。

学科ごとの募集人員
学科・専攻総合型 適性検査型学校推薦型主なキャンパス
臨床検査技術学科45人35人井の頭
健康福祉学科24人15人健康福祉コースは井の頭
看護学科 看護学専攻12人40人三鷹
看護学科 看護養護教育学専攻12人19人井の頭
臨床工学科18人24人井の頭
救急救命学科22人13人井の頭
リハビリテーション学科 理学療法学専攻18人20人井の頭
リハビリテーション学科 作業療法学専攻17人19人井の頭
リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻10人8人井の頭
診療放射線技術学科16人16人井の頭
臨床心理学科28人20人三鷹(井の頭も利用)

キャンパスの欄は、大学のアクセスページの設置学部の書き方(三鷹キャンパスに看護学専攻と臨床心理学科、井の頭キャンパスに保健学部)から当てはめました(杏林大学, 2026b)。

外国語学部の総合型選抜

出願資格。10月試験の小論文型は、本学を専願する者(合格したら外国語学部への入学を確約できる者)で、一般選抜または大学入学共通テスト利用選抜と同じ資格を持つ者です。探究型(10月・12月)は、一般選抜などと同じ資格に加え、高校在学中に探究学習活動(総合的な探究の時間・課題研究・教科内探究・部活動での研究・コンテスト応募など)に主体的に取り組み、その成果を発表できる者です。課題型(10月)、11月試験、12月試験の小論文型は、一般選抜などと同一です(杏林大学, 2026a, Ⅰ-6頁)。一般選抜の出願資格には高校の卒業者も含まれるので(同, Ⅰ-7頁)、これらの受験型は卒業年の制限がありません。専願の決まりの全体は、専願・併願・入学確約の決まりで解説しています。

10月試験は、出願時に小論文型・課題型・探究型から1つを選び、書類審査(調査書、志望理由書、出願時にWeb入力する活動報告書)と次の内容で総合評価します(杏林大学, 2026a, Ⅰ-17〜19頁)。

外国語学部の総合型選抜
受験型出願時に出すもの試験当日他大学併願
小論文型(専願)小論文(3学科共通課題。800〜1000字)小論文と提出書類にもとづく日本語の面接。持参資料は使えない×
課題型なし(事前課題は出願時に提出不要)学科別の事前課題にもとづく面接〇
探究型探究活動報告書(800字以内)探究活動のプレゼンテーション5分と質疑応答〇

小論文型の課題は、高校で積極的に、または高い関心を持って取り組んだ経験について、自分の個性や人柄が分かるように、苦労や困難の乗り越え方(または成功・失敗)、周囲との関係の変化か自身の成長、大学生活への活かし方の3点を踏まえて書くものです。文末は常体・敬体のどちらでもかまいません(同, Ⅰ-17頁)。

課題型の事前課題は学科で違います(同, Ⅰ-18頁)。英語学科は指定された英文を読み込み音読を練習しておき、面接で音読(録音することがある)、語句の意味、文の説明を求められます。日中韓言語文化学科は「現代において日本語・日本語教育、中国語、韓国語のいずれかを学ぶことの意義」について見解をまとめ、面接で3〜5分、口頭だけで説明します。観光交流文化学科は、自分が夢中になったことを活かした独自の「○○○ツーリズム(観光)」を、日本の観光の現状とデータなどの根拠を添えて提案する図解資料をA3片面1枚で作り、原紙とコピー2部を持参して3分程度説明します。

探究型の探究活動報告書は、具体的な活動内容、活動を通しての学びと自己変容、大学でさらに探究したいこととの関連の3点を踏まえて800字以内で書きます。当日は探究活動の成果物資料(紙媒体のみ)を持参できますが、ノートPCやタブレット端末は持ち込めず、面接官に資料を配ることもできません(同, Ⅰ-19頁)。

11月試験(理解力調査型)は、書類審査と、「コミュニケーション」に関するテーマの30分の授業を受けたあと、配付資料と受講ノートを見ながら授業内容の設問20問(マークシート)に30分で答える形です。学科併願・他大学併願とも〇ですが、試験日が同じ学校推薦型選抜とは併願できません(杏林大学, 2026a, Ⅰ-19頁)。2学科・3学科に一度に出願登録すると、入学検定料は1学科分の35,000円のままです(同, Ⅱ-2頁)。

12月試験は、小論文型(10月と同じ800〜1000字の共通課題)か探究型を選びます。受験型併願と学科併願は×、他大学併願は〇です(杏林大学, 2026a, Ⅰ-20頁)。

外国語学部の学校推薦型選抜(公募制)

出願資格は、出身学校長の推薦、専願、日本の高校などを2026年3月に卒業した者か2027年3月に卒業見込みの者(在外教育施設の修了者も同様)であることです(杏林大学, 2026a, Ⅰ-6頁)。評定平均の基準は書かれていません。出願時に一般型か資格取得型を選びます(同, Ⅰ-21頁)。公募と非公募の違いは、公募推薦と指定校推薦の違いで解説しています。

面接では、志望理由、勉学意欲、質問の理解力、表現力などを評価します。受験型併願と学科併願は×で、試験日が同じ総合型選抜11月試験とは併願できません(同, Ⅰ-21頁)。

総合政策学部の総合型選抜

出願資格は、10月・11月・12月試験とも一般選抜または大学入学共通テスト利用選抜と同一です。評定の基準も専願の条件もありません(杏林大学, 2026a, Ⅰ-8頁)。評定を出願の要件に使うときの決まりは、評定平均と学習成績概評の決まりで解説しています。

総合政策学部の総合型選抜
試験受験型選考(書類審査=調査書・志望理由書・活動報告書のほか)併願
10月試験授業受講型総合政策学部で扱うテーマの授業(30分)を受け、「授業内容のまとめと意見」の小論文(800字以内・50分)受験型×・学科×・他大学〇
10月試験事前課題型志望学科のテーマ(法律政治学科は「法律政治」、経済経営学科は「経済経営」)で自分でタイトルを付けた小論文(800字以内・出願時提出)と、書類にもとづく面接同上
11月試験基礎学力調査型「日本史」「世界史」「政治・経済」から1科目を出願時に選び、基礎学力確認テスト40問(マークシート・40分)学科〇・他大学〇。学校推薦型とは併願不可
12月試験課題プレゼンテーション型「現代の日本社会が抱える問題とその解決方法のアイデア」を3〜5分で説明し、質疑応答学科×・他大学〇

出典は要項のⅠ-27〜29頁です(杏林大学, 2026a, Ⅰ-27〜29頁)。授業受講型の授業ノートは小論文とともに回収されますが、評価の対象外です(同, Ⅰ-27頁)。11月試験の出題範囲は、日本史が「歴史総合,日本史探究」の中世以降を中心、世界史が「歴史総合,世界史探究」の中世以降を中心、政治・経済が「公共,政治・経済」です(同, Ⅰ-28頁)。12月試験の面接では紙媒体の資料を使えますが、電子機器は持ち込めず、面接官に資料を配ることもできません(同, Ⅰ-29頁)。

総合政策学部の学校推薦型選抜(公募制)

出願資格は、出身学校長の推薦、専願、2026年3月卒業か2027年3月卒業見込み(在外教育施設の修了者も同様)に加えて、次のどちらかを満たすことです(杏林大学, 2026a, Ⅰ-8頁)。

選考は、書類審査(調査書、活動報告書)、「現代社会」に関するテーマの小論文(800字以内・40分)、面接(志望理由、勉学意欲、質問の理解力、表現力など)です。学科併願は×で、試験日が同じ総合型選抜11月試験とは併願できません(同, Ⅰ-30頁)。

保健学部の総合型選抜(適性検査型)

出願資格は、専願(合格したら保健学部への入学を確約できる者)で、日本の高校などを2026年3月に卒業した者か2027年3月卒業見込みの者などです。要項の該当頁には「現役・1浪」と表示されています。資格の一覧には、2027年3月31日までに18歳に達する高等学校卒業程度認定試験の合格者・合格見込み者も含まれています(杏林大学, 2026a, Ⅰ-10頁・Ⅰ-37頁)。評定の基準は書かれていません。高等学校卒業程度認定試験の決まりは、大学の出願資格で解説しています。

選考は、書類審査(調査書、志望理由書、活動報告書)、面接(志望理由、勉学意欲、質問の理解力、表現力など)、適性検査Ⅰ(小論文。学科・専攻ごとにテーマ型、英文を含む課題文型、資料解釈型のいずれかの形式・70分)です。臨床検査技術学科、看護学科の2専攻、理学療法学専攻、診療放射線技術学科は、これに適性検査Ⅱ(英文読解・記述式・70分。設問は日本語で辞書は使えない)が加わります(杏林大学, 2026a, Ⅰ-37頁)。配点は次のとおりで、どの学科も計150点です(同, Ⅰ-37頁)。

保健学部の総合型選抜(適性検査型)
学科・専攻適性検査Ⅰ適性検査Ⅱ面接・書類審査
臨床検査技術学科、理学療法学専攻、診療放射線技術学科50点50点50点
看護学科 看護学専攻50点70点30点
看護学科 看護養護教育学専攻50点60点40点
健康福祉学科、臨床工学科、作業療法学専攻・言語聴覚療法学専攻、臨床心理学科100点なし50点
救急救命学科50点なし100点

学科併願は×です(同, Ⅰ-37頁)。

保健学部の学校推薦型選抜(公募制)

出願資格は、出身学校長の推薦、専願、高校などを2026年3月に卒業した者か2027年3月に卒業見込みの者などです。日本以外の教育制度にもとづく高校なども対象になります(杏林大学, 2026a, Ⅰ-11頁・Ⅰ-38頁)。評定の基準は書かれていません。

選考は、書類審査(調査書)、面接、適性検査(マークシート・90分)です。適性検査は英語25問・国語15問・数学15問・物理15問・化学15問・生物15問の計100問から、科目を問わず50問(健康福祉学科と臨床心理学科は40問)を選んで答えます。出題範囲は、英語が「英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ」「論理・表現Ⅰ〜Ⅲ」、国語が「現代の国語」「言語文化」の近代以降の文章、数学が「数学Ⅰ」「数学A」、理科が物理基礎・化学基礎・生物基礎です(同, Ⅰ-38頁)。学科併願は×です(同, Ⅰ-38頁)。

出願の方法と書類、検定料

出願はインターネット出願サイトでの登録、入学検定料の支払い、出願書類の郵送で完了します。書類の送り先は願書センターで、大学のキャンパスではありません(杏林大学, 2026a, Ⅰ-13頁)。要項の冊子の販売・窓口配布・郵送はありません(同, Ⅱ-3頁)。

方式ごとに要る書類は要項の一覧表にあります(同, Ⅰ-13頁)。総合型選抜は調査書・志望理由書・活動報告書が基本で、外国語学部の小論文型と総合政策学部の事前課題型は小論文、探究型は探究活動報告書が加わります。学校推薦型選抜は調査書と推薦書が基本で、外国語学部・総合政策学部は活動報告書、外国語学部の資格取得型は小論文と資格証明書が加わります。活動報告書は出願サイト上で入力し、紙では出しません。入力した資格・検定は証明書のコピーなどを出し、英語の試験はオフィシャルスコアだけが対象です(同, Ⅰ-15頁)。

調査書は、2026年10月1日以降に発行され厳封されたものが原則です。10月1日より前に出願する場合は、最終学年1学期か前期までの成績が書かれたものを出します(同, Ⅰ-14頁)。

入学検定料は、総合型選抜・学校推薦型選抜とも1学科(保健学部は1学科・専攻・コース)35,000円で、別に支払手数料1,430円がかかります。一度納めた検定料は返還されません(同, Ⅱ-2頁)。

合格発表と入学手続

合否はインターネットの合否照会サイトで確かめ、総合型選抜と学校推薦型選抜は合格発表日から入学手続締切日まで照会できます。合格通知と入学手続書類は出願サイト上で発行され、郵送されません(杏林大学, 2026a, Ⅱ-16頁)。入学手続は合格発表日の翌日10時以降に出願サイトから行い、10月試験と保健学部の総合型選抜は2026年11月2日(月)16時から始められます(同, Ⅱ-18頁)。入学手続時の納入額は締切日までに一括で納めます(同, Ⅱ-19頁)。要項は、入学に関連した寄付金・学債の募集は一切行っていないと書いています(同, Ⅱ-18頁)。

2027年度入学者の学納金・諸費(1年次入学)は次のとおりです(同, Ⅱ-19〜20頁)。

合格発表と入学手続
学部・学科入学手続時の納入額初年度の年間納入額
外国語学部・総合政策学部843,300円1,403,300円
保健学部 健康福祉学科(健康福祉コース)・臨床心理学科933,370円1,528,370円
保健学部 上記2学科以外1,108,370円1,878,370円

入学金はどの学部も250,000円です(同, Ⅱ-19〜20頁)。学納金を納めたあとに入学を辞退する場合は、2027年3月31日(水)の昼12時までに電話で連絡します。期限内に辞退手続が済んだ人には入学金を除く既納付金が返還され、期限を過ぎると返還されません(同, Ⅱ-21頁)。入学金と、入学金以外の納入金の返還の決まりは、入学手続と入学辞退で解説しています。

文部科学省の「面接必須」と杏林大学の受験型

文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項は、総合型選抜と学校推薦型選抜で、面接(ディベート、集団討論、プレゼンテーション、口頭試問などを含む)による評価を必ず行うと定めました(文部科学省, 2026, 2頁)。あわせて、令和8年度にすでに行っていた選抜区分で令和9年度から面接を入れるのが難しいものは、遅くとも令和11年度入試までに導入するとしています(同, 15頁)。

杏林大学の要項の選考方法の欄に「面接」の項目があるのは、外国語学部の10月試験(3つの受験型)と12月試験、総合政策学部の10月試験の事前課題型と12月試験、保健学部の適性検査型、3学部の学校推薦型選抜です。外国語学部の11月試験、総合政策学部の10月試験の授業受講型と11月試験の選考方法の欄には、面接の項目がありません(杏林大学, 2026a, Ⅰ-17〜30頁)。制度の背景は総合型選抜とはにまとめました。面接の必須化と、令和11年度入試までの経過措置の決まりは、2027年度入試で実施要項の何が変わったかで解説しています。

アドミッション・ポリシー

大学全体のアドミッション・ポリシーは、本学の理念・目的を理解しその達成に真摯に取り組む意欲のある人材を求めるとし、高い倫理観と豊かな人間性、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度、柔軟な思考力と知的探究心、広い視野と国際協調の精神などを挙げています(杏林大学, 2026a, Ⅰ-2頁)。各学部の「求める学生像、資質」の抜粋は要項のⅠ-3頁にあり、全文と学科ごとのポリシーは大学のホームページで確かめるよう書かれています(同, Ⅰ-3頁)。たとえば外国語学部は「実践的かつ高度な外国語運用能力を身につけた上で、グローバル化する実社会において活躍する意欲がある人」、保健学部は「保健・医療・福祉に貢献したいという意欲を持ち、さらにその意欲を向上させたいという熱意を持つ人」を挙げています(同, Ⅰ-3頁)。

このページの限界

出典

よくある質問

杏林大学の医学部に推薦入試や総合型選抜はありますか。

2027年度の学生募集要項の募集人員表にはありません。医学部医学科の区分は一般選抜(地域枠選抜を含む)79人、大学入学共通テスト利用選抜25人、外国人留学生選抜1人の計105人だけです(杏林大学, 2026a, Ⅰ-5頁)。

杏林大学の総合型選抜に評定平均の基準はありますか。

外国語学部と総合政策学部の総合型選抜には、評定平均の数字の基準がありません。出願資格は一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜と同一で、外国語学部10月試験の小論文型は専願、探究型は探究学習活動に主体的に取り組みその成果を発表できることが加わります(杏林大学, 2026a, Ⅰ-6頁・Ⅰ-8頁)。評定の基準があるのは、総合政策学部の学校推薦型選抜(全体の評定平均値3.2以上、または地理歴史4.0以上)です(同, Ⅰ-8頁)。

杏林大学の学校推薦型選抜は浪人生も出願できますか。

卒業後1年まで出願できます。外国語学部・総合政策学部・保健学部とも、日本の高校などを2026年3月に卒業した者か2027年3月に卒業見込みの者が対象で、要項はこれを「現役・1浪」と表示しています(杏林大学, 2026a, Ⅰ-21頁・Ⅰ-30頁・Ⅰ-38頁)。出身学校長の推薦と専願も条件です(同, Ⅰ-6頁・Ⅰ-8頁・Ⅰ-11頁)。

総合型選抜で他大学と併願できますか。

受験型によります。外国語学部の10月試験は、小論文型が専願で他大学との併願はできず、課題型と探究型はできます。外国語学部の11月・12月試験と、総合政策学部の総合型選抜は他大学併願ができます。保健学部の適性検査型と、3学部の学校推薦型選抜は専願です。11月試験と学校推薦型選抜は同じ日に試験があるため、外国語学部・総合政策学部では両方には出願できません(杏林大学, 2026a, Ⅰ-17〜24頁・Ⅰ-27〜30頁・Ⅰ-37〜38頁)。

外国語学部の学校推薦型選抜(資格取得型)は英検何級が要りますか。

学科共通では、実用英語技能検定準2級プラス以上(S-CBTも可)、TOEFL iBT 43点以上、TOEIC L&R 425点以上、GTEC 840点以上、TEAP 220点以上、IELTS(アカデミック・モジュール)4.0以上のいずれか1つ以上です。日中韓言語文化学科は中国語検定4級・HSK3級・TOPIK3級・ハングル検定4級以上、観光交流文化学科は世界遺産検定3級・旅行業務取扱管理者・旅行地理検定中級(3級)以上でも出願できます(杏林大学, 2026a, Ⅰ-6頁)。

総合型選抜の対策(志望理由書・活動報告書・小論文・面接)は、武蔵野個別指導塾 武蔵境本校で副塾長の宮川涼が直接受け持っています。

公式の総合型選抜ページへ